9月28日(土)、リジェール松山にて、中3生と保護者の方を対象に、寺小屋グループ主催「愛光高・松山東高 学校説明会」を開催しました。県内随一の伝統校であり進学校でもある「松山東高」と、全国でも有数の進学校である「愛光学園」の2校のみでの合同説明会は、愛媛初の開催です。
当日は、愛光学園より、中村道郎校長先生・竹内先生(広報担当)、松山東高より、村上敏之校長先生にお越しいただき、両校の特長や入試関連など、幅広い内容について、ご説明いただきました。
松山東高は、1828年、藩校であった「明教館」から数えて191年目にあたります。
卒業生には、秋山兄弟、正岡子規、ノーベル賞受賞の大江健三郎など、数多くの偉人を輩出している県内随一の進学校・伝統校ですが、「電子型黒板を使ったアクティブラーニング」・「EAST UP講座(東大京大医学部対策)」・「EAST CLIL(語学統合型授業)」などを取り入れられ、伝統の中にも、新しい試みを積極的に導入し、世界で、地域で活躍できる人材育成に力を注いでおられます。まずは、松山東高の村上校長先生から、松山東高の風土や取り組み、在校生の様子などを、お話いただきました。松山東高伝統の「三立(勉強・部活動・学校行事)」を項目別に、写真やデータも交え、事細かく説明してくださいました。
続いて、愛光学園の中村校長先生から、愛光学園の建学の精神について、ご説明いただきました。
建学の精神の中でも特に大切な、「世界的教養人」・「愛と光の使徒」について、中3生と保護者の方に、熱のこもったお話をしてくださいました。愛光学園は、建学の精神をこれだけ大切にしているからこそ、全国でも有数の進学校として、高い実績を継続されているのだと、ひしひしと伝わってきました。また、非常に高い大学現役合格目標を設定されていることも、大学入試をすでに視野に入れている生徒・保護者の方にとっては、大きな刺激となったのではないでしょうか。
続いて、愛光学園広報の竹内先生より、愛光学園の様子や合格実績について、ご説明いただきました。
愛光高生の、文系・理系・医学部志望の比率についても、教えていただきましたが、約80名ずつ、1:1:1の割合だったものが、近年の全国的な傾向と同じく、愛光学園でも、医学部志望の生徒が増えてきており、東大志望者が減少傾向にあるようです(東大への合格実績は、もっと伸ばしていきたいとのこと)。また、医学部医学科に強い高校として、現在、医学部志望の生徒がさらに増える傾向にあるとのことです。高校入試についても、選択入試や専願・併願の合格最低点についても、丁寧に教えていただきました。
最後に、新校舎計画についてもご説明いただきました。2021年7月には、新しい校舎が完成するようです。現代的なキレイな建物で、いまから完成がとても楽しみです。
それぞれの学校説明が終わったあとは、参加者の方々から寄せられた質問に校長先生自らお答えいただく時間を設けました。
目前に控える新しい大学入試についてや、各学校の英語教育に関する取り組み、高校入試に関する質問など、普段の説明会では聞くことができない内容もあり、真剣に聞いている皆さんの顔がとても印象的でした。
来年の高校入試、さらには2020年度からの大学入学共通テストに対し、不安を持っている生徒や保護者の方も多いと思います。しかし、新しい情報を得ることで、しっかりと対策をおこなうことは可能です。
受験生の皆さん、残り半年を切りましたが、志望校合格を目指して頑張っていきましょう!