私立中学受験をするみなさんへ

12014年も残すところあと10日間ほどになりました。年が明けると、1月6日(火)新田青雲中、7日(水)済美平成中、9日(金)愛光学園の中学入試が行われます。
受験予定の小6生のみなさん、「早く入試を受けたいな。」とワクワクしているでしょうか。それとも、不安でドキドキしているでしょうか。いずれにしても、あと少しですから、その緊張感を大事にしてください。真っ直ぐ前を向いて、最終の調整に集中してください。後悔しないようにしてください。健闘を祈っています!

 

私立中学へ進学することのメリット

ところで、私立中学に進学するメリットは何でしょうか?私立中高一貫校に進学した先輩たちは、その良さを次のように答えてくれています。

1.大学進学実績が良いから
「自分も良い大学に進学したい」と思ったことが私学受験のきっかけだったという先輩がたくさんいます。

2.自分と同じような目標を持っている友だちが多いから
この理由をあげる先輩も多くいます。向上心のある友だちと刺激しあって切磋琢磨できる環境は、何にも代えがたいすばらしい環境です。

3.高校入試を受験しなくてすむから
中高一貫校は、6年間をかけて大学受験を目指します。行きたい大学があり、高い目標を持っている生徒にとっては、高校入試のために別の時間がとられてしまうより、一直線に大学受験に向かって勉強することがメリットと感じるようです。

私立中学へ進学することのデメリット

実は、デメリットは上で述べたメリットの裏返しでもあります。

1.大学進学実績が良い
私立中高一貫校は高い合格実績を誇りますが、そのためには当然、高い学力をつけなくてはなりません。学校の授業カリキュラムは速く、深いものとなります。私立中学では、中学2年で中学内容の学習をほぼ終えて、中学3年からは高校内容の学習に入ります。課題やテストもかなり多いし、やらなければいけないこともたくさんあります。学習習慣が身についていないとスピードや勉強の深さについていけず苦労をすることとなります。

2.自分と同じような目標を持っている友だちが多い
自分と同じような目標を持った友だちが多い、というのはデメリットにもなってしまうことがあります。最初は自分の意志や目標が勉強を積み重ねていくための原動力であったものが、知らず知らずのうちにみんなと同じようにしていればよいと安易に捉えてしまうことがあります。そうなってしまったとき、目標や強い意志を持っているのは友達のほうであって自分ではありません。

3.高校入試を受験しなくてすむ
中高一貫の6年間はやはり長いものです。入学して学校にも慣れてくると、手を抜くことも覚えてしまいます。高校入試がないために「中だるみ」に陥ってしまう危険性があります。

寺小屋には、私立中高一貫校のSPSがあります。

寺小屋グループには、愛光・平成・青雲の中学生から大学受験生までに特化した教場、SPS(スーパー・プレップ・スクール)があります。私立中高一貫校は、公立の中学校とはカリキュラム進度が異なるため、公立中の生徒と一緒に勉強することはなかなか難しいものです。

また、上で述べましたように、中高一貫校には公立中学校とは異なる独特の「デメリット」があります。このデメリットはメリットの裏返しでもあるのですが、万一デメリット側が出てきてしまったときには、表裏一体の関係にあるため1人ではなかなか気がつかない、抜け出せないというこわさもあります。

このようなとき、SPSは私立中高一貫校専門の教室であるからこそ役に立てる場面がきっとたくさんあります。SPSの担当は、各学校のカリキュラムや学年特性、陥りやすい問題などを熟知しています。メリットがまさしく「メリット」となるように配慮しながら、皆さんの毎日の勉強の後押しをしています。

私立中高一貫校は個性を伸ばすのには良い環境

さて、日ごろ、中高一貫校の生徒たちと接していてよく思うことがあります。
私立中高一貫校は、確かに課題やテストは多いのですが、それにもかかわらず学校の進度より早く、カリキュラムに縛られず、どんどん先に行く生徒がたくさんいます。数学なら高1の間に高3内容の数IIIまで終わらせようとしている生徒、中3から高校化学を始めて高1の夏にはそのすべてを終わらせようとしている生徒など、頼もしい生徒がたくさんいるのです。

カリキュラムが速いというメリットを最大限活用している生徒を見ると、私学は個性を伸ばすには良い環境だと感じます。私立中高一貫校の生徒の目線は上を向いています。目標を高く設定している人がたくさんいます。SPSはこのような生徒の可能性を伸ばせるよう、どのような進度・深度であっても対応していきます。

中学受験を控えたみなさん、入試が終わり、私立中学へ進学が決まったら、この教室でみんなといっしょにがんばっていきませんか。私学に進学をすることになった新たな個性にめぐり合えることを楽しみにしています!

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