間近に迫った中学入試に関する説明会を行いました

2016年11月19日(土)に、今年も松山市総合コミュニティーセンター3階大会議室にて「私立中学入試説明会」を開催いたしました。

この会では、主に私立中学受験を間近に控えた小6生とその保護者の方へ、愛媛の私立中学入試に関する情報や、残り50日足らずとなった入試本番に向け、各科目どのように対策を行っていくかなど、具体的で盛りだくさんの情報をお伝えしました。

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「中学受験は親子受験」とも言われますが、多くの保護者の方、受験生が来場されました。皆さんの関心の高さがうかがえました。

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本日の資料です。各私立中学の入試に関するスケジュールや入試倍率・平均点などの受験情報を詳しく提供します。会は、主にスライドを使用しての説明ですが、ポイントをメモできるような作りの資料となっています。

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まず、入試のスケジュールと各中学校の受験者の推移など過去のデータと比較し、どのような特徴が出てきているかをお伝えし、受験校選定・出願の参考にしていただきました。また、入試当日の注意点を「そんなことまで」といった細かい情報までお伝えしました。

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毎年、多くの受験生を各中学校へ送り出している寺小屋だからこそお伝えできる情報もあり、保護者の方は当日のサポート・引率などに役立つ情報をメモされていました。
一例として、
「入試を行う教室内に時計を用意している学校とそうでない学校があります。当日、腕時計を持っていくことはもちろんですが、腕時計をつける習慣のあまりない小学生は、まず早いうちに腕時計を見ながら試験を受ける、といった練習も必要です。」
ということもお伝えしました。
試験当日、実力を発揮するためにはいろいろな準備が大切です。受験全体をサポートするために必要な情報として、日ごろの学習に関することとは少し違う観点からもお話しました。

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次に、学習面の具体的な内容にもふれていきました。
診断テストの結果からみる合格の可能性について解説しましたが、会場内ではメモをとるペンの音がひときわ大きくなりました。担当からは、「直近に行われた診断テストの結果も大切ですが、試験1週間前のコンディションでかなり変わります。必要以上に神経質にならないように」ともお伝えしました。
続いて、入試科目に関する具体的な学習法を理系科目・文系科目に分けて、説明しました。近づく受験に、保護者の方も各ポイントを熱心にメモされていました。

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受験生も多く出席していましたが、目の前のスクリーンに映しだされるポイントなどを熱心に見ていました。「いよいよ受験」という思いで、話を聞いていたのかもしれません。
各科目のポイントとして
算数
今日解けなかった問題が明日解けるようになっていたり、逆の場合もある。
つまり、毎日、解いてみることが大切。また、解くだけでなく解き直しの徹底が大切。
理科
過去問を解き、普段使っている教材で各単元の復習をする。
国語
1日1問でも問題演習を行い、特に指示語・接続語に気をつける。
文法や語句などの知識分野の復習。
社会
答を漢字で書くことができるように。
過去に出題されたものとしては、「にいがた」や「せいいたいしょうぐん」を漢字で書きなさいという指示のある問題があった。
入試全体として
時間配分が大切。
特に、小学生の場合、問題を順番に解いていく傾向があるが、分からない問題は、一回置いて、次の問題に進み、あとで戻る勇気が必要。

…など、その他にも会場でしか聞けないような細かい注意点をお伝えしました。

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説明会後も、担当にさまざまな質問をされる保護者の方、また、担当からも保護者の方へ最近のお子さまの様子などをお伝えし、ロビーはにぎわっていました。

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会の後のアンケートでも「ここから入試が終わるまでの詳細なイメージを持つことができ、安心しました。家庭でも、わが子をサポートしていきます。」などの声をいただきました。


私立中学受験まであと40日ほどとなりました。

ここから小6受験生は、志望校に合格するために最後まであきらめることなく奮闘していくことになります。ここが、一番苦しいときです。また、お父さま、お母さまにとっても大変な期間となります。
会の終了間際に、実際にあった中学受験生を支えたお母さまの話をスライドでご紹介しました。多くの保護者の方が目頭を熱くされ、その様子を拝見していた担当一同、受験生のご家族の思いを知った気がしました。

第1志望校合格という最高の結果をつかみとれるよう、担当一同全力でお子さまをサポートしてまいります。

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