11月16日~26日にかけて寺小屋グループの各教場で小学生を対象に「てらっこくらぶ冬のお楽しみイベント」が開催されました。
今回のイベントでは、「俳句コンテスト」を実施。各教場の作品の中から20作品が選ばれました。
また、てらっこくらぶ夏先取りイベントでも好評だった「雑学王決定戦」を再度「雑学王決定戦II」として実施しました。
俳句コンテスト
俳句コンテストでは、最初に先生から俳句作りのポイントや季語についての説明を受け、参加児童全員が思い思いの季語を紙に書き出し、俳句作りが始まりました。
てらっこくらぶの授業に取り入れている音読の効果でしょうか、参加児童たちの作り出す作品は素晴らしいものばかりでした。
総数931句の中から厳選な審査を経て、最終的に20句の作品に絞られました。
金賞1作品・銀賞2作品・銅賞3作品に加えて、優秀賞までの20作品をご紹介します。
金賞作品
(小5 渡部 遥さん)
銀賞作品
(小5 池内 ひよりさん)
(小6 木下 聖士さん)
銅賞作品
- かくれんぼ コタツといっしょに ひとやすみ (小3 佐藤 苺稟さん)
- ゆきだるま 一日だけの 宝物 (小6 加藤 尚子さん)
- すんだ空 思い出ひびく 除夜の鐘 (小6 井関 秀馬さん)
- 同じ背だ ぼくのとくせい 雪だるま (小6 松浦 一生さん)
- 手のひらに ふわっとしろい ぼたんゆき (小6 土岐 優衣さん)
優秀賞作品
- 雪うさぎ みとれていると とけていく (小2 明賀 悠生さん)
- 冬休み 宿題しゅくだい せかす母 (小4 河野 怜音さん)
- かれは飛び 風がそうじを してくれる (小4 高橋 奈七江さん)
- クリスマス 夜空をはしる すずの音 (小5 古川 瑞稀さん)
- 弟が たくさんできた ゆきだるま (小5 菊池 輝さん)
- 天国の じいちゃんとする おもちつき (小5 重松 里奈さん)
- 北風と 追いかけっこだ よーいドン (小6 山本 里奈さん)
- お年玉 姉とはちがう ゼロの数 (小6 西原 鈴華さん)
- 雪合戦 手ぶくろはめて いざ勝負 (小6 森川 壮一朗さん)
- 登校中 あくびするたび 白い息 (小6 井上 香梨さん)
- 寒い日に 重ね着しすぎて ゆきだるま (小6 三好 望歩さん)
- 朝さむし ふとんにくるまり いもむしに (小6 須原 尭海さん)
なお、今回出品された作品は、すべて松山市の俳句ポストに投函しました。優秀な作品は、松山市のホームページでも紹介されるそうです。楽しみですね!
雑学王決定戦II
雑学王決定戦IIは、夏の雑学王決定戦Iに引き続いて2度目の開催となりましたが、参加する生徒の真剣さに先生たちも驚かされました。
2代目雑学王チャンピオンの栄冠を手にしたのは、金生教場の『吉岡拓透くん』でした。
それでは、今回の雑学王決定戦IIの問題をいくつかご紹介します。
みなさんもぜひ挑戦してみてください!
【第1問】
寒ーい南極と北極。なのに、そこではカゼをひかないというのは○か×か?
【第2問】
お菓子のカステラ、江戸時代にはおかずとして食べていたというのは○か×か?
【第3問】
人間と同じほ乳類のクジラやイルカ。脳の半分を交互に眠らせているから、ずっと泳ぎ続けられるというのは○か×か?
さて、問題の答えです。
- 第1問の答え
寒くなるとカゼをひく人が増えるので、寒い南極や北極ではどうなんだろう?と思いますよね。ところが、南極や北極は、カゼのウィルスが生存できないほど寒いのでカゼをひかないのだそうです。だから○。
- 第2問の答え
カステラはポルトガルの宣教師により伝えられました。元々はお菓子ではなく「おかず」として食べられていたのだそうです。ですから、食べ方もさまざまで大根おろしやお刺身を食べるようにわさび醤油をつけたり、鍋の具材にしたり…今では考えられない食べ方をしていたようです。答は○です。
- 第3問の答え
広い海を縦横無尽に泳いでいるクジラやイルカ。いつ寝ているのかな?と思うでしょう。なんと、脳の半分を交互に眠らせて泳ぎ続けているのです。だから答は○。他にも長い距離を飛ぶ渡り鳥も同じような睡眠の取り方なので、渡りができるそうです。動物たちの体のしくみ、まだまだ知らないことが多いですね!
どうでしたか?わかりましたか?
「てらっこくらぶ」では、これからもさまざまなイベントを実施する中で、児童一人一人の能力を引き出すための活動を行います。
今後の「てらっこくらぶ」のイベントをぜひご期待ください。