高卒生たちのドラマ

近年、大学全入時代を迎えながら大学や学部の新設が相次ぎ、自分に合った大学・学部選びも容易ではありません。このような状況の中、それぞれのドラマを抱え、再チャレンジを決意した生徒たちがいます。

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勇気ある「再チャレンジ」

「入塾をしたいのですけれど」と、見るからに元気のない彼が来室したのは桜の便りがちらほら聞こえてくる3月ごろでした。彼は全日制の高校に通っていましたが、対人関係に悩み高校を中退。その後高卒認定試験に合格しました。そして「どうしても大学に行って経済学を勉強したい」という思いから、大学入試の問題を解いてみて唖然としました。「全くわからない・・・。」茫然自失の期間が2ヵ月ほど続き、桜が咲くころを待って、予備校テラの門をたたいたという次第でした。彼は授業を1回も休まず、他の生徒の模範となるくらいの真剣さで勉強して、見事に大学入試を突破しました。彼は現在、大手企業で働いています。

また、ある生徒は大学進学をめぐって父親と対立、受験も拒否し、就職の道を歩んでいたのですが、母親からのひと言「自分の人生でしょう。自分で決めなさい。何がしたいの。」その言葉で大学に入る意味を、はっきり自分で自覚できたといいます。彼は再チャレンジし大学へ入学。大学時代は語学に熱中、今も働きながら通訳の勉強をしています。さらにある生徒は、高校3年生のときに志望大学はほぼ合格確実といわれていたのですが、不合格となってしまいました。現実を受け止めるまでにはかなりの時間がかかったとのことですが、再チャレンジして見事、難関大学を突破。笑顔で「油断は怖い」と言っていたのを思い出します。皆それぞれ考え悩み抜いて結果を出そうと努力した姿勢は、すばらしいものだと思います。

 

再チャレンジする諸君へ

あなたは高い目標を持ち、安易な妥協をせず、常に弱点を意識し、それらを克服しようとする強い決意があるでしょうか。その決意を持ち続ける限り、今成績が伸び悩んでいても大きな壁にぶち当たっていても憂うことはありません。必ず道は開けます。つらいからといって逃げ出さないでください。成績が上がらないといって簡単にあきらめないでください。そんなときこそ、あなたが成功への過程を一つひとつ経験するチャンスなのです。

予備校TERRA<テラ>

予備校TERRA<テラ>は1993年4月に誕生しました。塾からの発想で運営を行う全く新しいタイプの「塾型予備校」としてスタートし、以来徹底した少人数運営により学習面のみならず生活面においてもきめ細やかな指導を行ってきました。塾だからできること、それは一人ひとりの学力および人間力の向上を親身にサポートすること。予備校TERRA<テラ>が大切にしてきたのは目標に至るこの過程の部分であり、その成果はこれまで国公立大学では大阪大、九州大、北海道大、東京工業大など、私立大学では早稲田大、慶応義塾大、上智大、関関同立などへの合格実績となってあらわれています。「第1志望合格」にこだわり尽くし、今年23年目を迎える予備校TERRA<テラ>は、夢を追いかける高卒生を応援します。

 

 

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