雲ひとつ無い秋晴れの下、中3生の本格的な受験勉強スタートの起点となる入試説明会が、今治テクスポートの中ホールにて行われました。今治の説明会は保護者と受験生本人が一緒に参加するというかたちで毎年開催されています。ややもすると、頑張るのは本人、とばかりにすべて本人次第になりがちかもしれませんが、この会は、一人ひとりの能力を最大限に引き出し、入試の情報に触れて、親子で一緒に考える、といった内容でした。
開場時間、親子連れの参加者ががどんどん会場へ。お父さん、お母さんと一緒の参加の形式なので会場の雰囲気も他会場とは違うようです。
開会。今治中央教場の桧垣の開会宣言で、高校入試説明会がスタートします。
今治運営部責任者の吉田が、入試情報を説明。2段階選抜のポイントを具体例を提示しながらわかりやすく話します。中3生にとって内申点をどう考えるか、など興味深い内容です。
野間教場の小林が10月から開講している高校入試対策ファイナル講座の特徴を入試の傾向に合わせて説明します。この講座が開講されて1ヵ月たちます。大きな成果が出てくるように、この講座のカリキュラムで効果的な受験学習に取り組んでほしいと思います。
高校部責任者の赤坂が、高校受験の意味を次に備える大学入試と絡めてお話をします。どうしても入試まで半年間のことに目線が行きがちですが、長い視点で大学合格まで目標設定することが重要です。親子で将来設計に思いを馳せた方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。
受験勉強は一人の戦いであっても、多くの人の支えのもとで成り立ちます。あきらめずに自分の目標に向かってできることを一つひとつこなしていく過程で学ぶことはたくさんあります。「競争があることはいいことだ」という吉田の話もありました。試練の時期です。自分を鍛え、入試にうち克ってほしいと思います。
会場では受験の細かい情報が紹介されると、参加している受験生はお母さんやお父さんと顔を見合わせたり、小声で話したりと会話のキャッチボールをしながら話を聞いていました。受験は大事なことであるにもかかわらず、普段は忙しく、なかなか親子で共有し、話す時間が取れないご家庭が多いかもしれません。今回は受験勉強のスタートラインとなるいい機会になったのではないでしょうか。中3生本人の頑張りをご家庭でも、塾の教室でも最大限に応援していきます。