【プログラミング教室】『冬の親子体験会』 開催します!!(^^)/

みなさん、こんにちは。寺小屋グループの菅野です。

2020年度末、政府のGIGAスクール構想により各学校でタブレット端末が配備されました。新学年が始まって半年が経ちましたが、生徒さんからいろいろお話を聞いていると、学校ごとでタブレット端末の活用に大きな差を感じました。
もともと2019年度から5年かけて全国の学校に端末を配備する予定でしたが、コロナ禍によって急遽前倒しでの実施となり、2020年度末にほぼすべて配備されました。そのため見切り発車での活用となっていることは否めません。

その問題点を洗い出すべく、今年7月に全国の小中高校生及び保護者、教職員向けのGIGAスクール構想に関する大規模アンケートがおこなわれました。(子ども:約21.7万件、大人:4.2万件の回答)
その結果が発表されましたので、簡単に内容をまとめてお伝えします。

子どもたちへ「端末について困っていること」「端末を使用する上で大切なこと」を尋ねると、小学生・中学生・高校生でそれぞれ異なる問題意識が見られました。

小学生は、端末の操作方法や文字の入力に大きな困難を抱えていることが伺えました。キーボードは基本的にローマ字入力が主ですが、ローマ字を学ぶのは3年生です。低学年の子どもたちは、文字の入力に苦戦し、思い通りに使えていないようです。
大切なことでは、モラルの意識が強いようで「ルールを守る」「先生の言うことを聞く」などの答えが目立ちました。

中学生は、サイトのブロック・規制・利用制限に関することに問題意識を持っているようでした。中学生になるとスマホを持っている子どもも徐々に多くなります。普段使用しているアクセスの自由さと、学校での制限がかかった利用との差にストレスを感じていると考えられます。
大切にしていることとしては、小学生同様「ルールを守ることが大事」という意見の傾向が見られました。

高校生は、使用環境活用機会に問題意識を持っている子が多く、半数を超えています(53%)。小中学生と比べて、普段から端末に接する機会が多くなり自由に使いこなせる年代のため、授業での積極的活用を求める声が多く見られました。また、WiFiの通信速度など学校内の通信環境を意識する回答が見られました。

では、大人はどうでしょうか。
教職員・保護者ともに、回答の中で「家庭」「時間」というキーワードが多く、家庭での端末使用に課題を感じているようでした。

保護者の回答には、「Youtube」「心配」という語が多数あり、Youtubeやゲームなどの学習以外で端末を使用することに大きく心配をしているようです。
また、「差」という言葉も見られ、「教員のICTリテラシーの差」「通信環境の差」などを懸念しているようでした。
端末の持ち帰りについては、「(持ち帰りたいけど)持ち帰りができない」という意見と、「持ち帰ると(荷物が増えて)負担になる」という双方の意見が見られました。

教職員からの回答には「研修」という語が多く見られ、研修不足を意識しているようでした。
その結果、あくまで今回のアンケート結果からの推察でしかありませんが、一部の知識を持っている教職員に作業が集中したり、端末の効果的な活用事例が不足したりするなどの課題があるようです。

アンケート結果では、ある学校現場の工夫例も紹介されています。

  • 「問題は必ず起こることを前提として、とにかく自由に使わせてみる」
  • 「問題が起こったときは、学校側だけでなく生徒ともにルールを作る」

GIGAスクール構想の中で、生徒のみなさんにどのように力を身に着けてもらうのか、そのためには「まずは使ってみて考える」・「トライしてみる」という気持ちをもった工夫が素敵だなと感じました。
まだまだいろんな課題をそれぞれが感じている中で、このような工夫が随所にみられるのは、学校現場における先生方の生徒さんたちへの想いの表れであるとも感じます。

やはり、、、

学校と家庭がともに「端末をまずは使ってみる」という姿勢が、解決の突破口になりますよね!

その一助となるべく、寺小屋グループでは「プログラミング教室」を開講しております。
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関連リンク:デジタル庁 GIGAスクール構想についてのアンケートの取りまとめ結果を公表しました

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