みなさん、こんにちは。寺小屋グループの長谷部です。
2020年12月13日(日)配信の「2021年度 中学校教科書大改訂・情報と対策」特別企画として、来年度から始まる中学校の新しい指導と評価について、「4週連続」(木曜日に更新予定)でお伝えさせていただきます!今回は、
「指導要領改定の目的」
を共有させていただきます。では、一体その目的とは・・・
「生きる力」を身につける。
一言でいうとこんな感じです…。なんだかボンヤリしていますよね。。。
では、なぜ「生きる力を身につける」が目的なのか。その背景から考えてみましょう!
今の日本は「グローバル化」・「人口の減少」・「AIに代表されるテクノロジーの発展」などによって、産業構造の転換期に来ています。たとえば、自動車産業を例に考えてみます。
●人口が減少する
⇒ これまで確保できていた生産台数が確保できなくなる
⇒ 人口の多いアジアに工場を建設・国内では海外からの労働者を雇用する必要がある
⇒ 労働者の不足を「テクノロジー」で補うことも考えられる
このように、「これまで国内で完結していた産業が成りたたくなってくる」というのが政府の見立てです。この愛媛にいながらにして、その時代の変化のスピードは、肌感覚でご理解いただけると思います。
そのような急速な変化が当たり前の時代に突入した今だからこそ、将来を担う子どもたちに身につけてもらいたいのが「生きる力」なのです。そして、その中心になるのが「英語運用能力」の習得です。
現在インターネット上で発信されている英語の情報量は、日本語の10倍以上と言われています。国内で産業が完結しないということは、海外での勤務、あるいは国内勤務においても外国人と一緒に仕事をすることも十分想像がつきますね。
もはや「英語運用能力の習得は必須!」といえる時代に突入しつつあります!
そんな時代の中を「生きる力」の1つとしての「英語運用能力」。これが今回の新しい【英語教育】の目指す将来です。次回は、、、