【プログラミング教室】2022年度から高校ではじまる教科「情報Ⅰ」ってなに?

みなさん、こんにちは。寺小屋グループでプログラミング教室を担当している菅野です。
12月も半ばとなりましたね。2021年も残すところ1か月を切りました。そろそろ新年の準備をされている方も多いのではないでしょうか。

さて、2020年度には「小学校の指導要領の改訂」があり、2021年度には「中学校の指導要領の改訂」がありました。2022年度も「指導要領の改訂」があります。それが、「高校の指導要領」の改訂です。

今回の高校の指導要領の改訂には、大きな変更点がいくつかありますが、その一つに「情報Ⅰ」の追加があります。

でも、「情報」って「理系」の人が学ぶものでしょう?
えっ?これまでも情報の科目ってあったよね??

と思われた方も多いはず。

確かに、これまでは以下の「情報」2科目のうち、どちらか1つを選択必修するというかたちでした。

  • ①社会と情報(プログラミングを含まない)
  • ②情報の科学(プログラミングを含む)

実際に、この2科目のうち、多くの高校が①の “プログラミングを含まない”「社会と情報」を選んでおり、実に8割の生徒がプログラミングに触れないまま高校を卒業しています。

しかし、2022年度に新しく追加される「情報Ⅰ」は文系理系を問わず、全ての生徒が必修の教科となっています。


では、新しい「情報Ⅰ」という教科は、これまでの情報科目とどこが違うのでしょうか。

「プログラミングの要素が大きい」というのが答えの1つです。

「情報」の科目では、著作権やユニバーサルデザインなど、情報発信の上で知っておくべきことの基本内容から、コンピュータの活用や2進法、データベースの活用にいたるまで、情報に関する様々なことを学びます。

その中で大きく変わるのが、プログラミングの内容なのです。
小学校・中学校で学ぶのは「Scratch」というプログラミング言語を使用して、ブロックを重ねてプログラムを作る「ビジュアルプログラミング」と呼ばれるものです。

しかし高校では、テキスト(文字や記号)を打ち込んで作る「テキストプログラミング」を学ぶこととなります。

テキストプログラミングを学ぶにあたって、ビジュアルプログラミングを先に学んでおくことでプログラミングについての構造を一気に理解しやすくなります!

実際に高校で使用する教科書でも、Scratchのビジュアルプログラムを併記してわかりやすくしているものもあります。だからこそ、小・中学校の間にプログラミングをきちんと学んでいることが大切になるのです!

寺小屋グループのプログラミング教室では、平均して約2~3年ほど学んでいただくと「高校卒業程度」の基礎知識が身につきます!
来たるべき高校での学習に備えて、いまから楽しく一緒にプログラミングの勉強をしてみませんか♪

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