みなさん、こんにちは。寺小屋グループの長谷部です。
先週は「新課程が目指す未来」ということで、指導要領改訂の目的を共有させていただきました。
新指導要領の目的は、『「生きる力」を身につける。』でしたね。
今週は、この目的を達成するために、小中高の英語教育がどのように変化するか、その全体像をみなさんと共有したいと思います。
簡単にまとめると、
- ① 学習する単語数の増加:1600~1800語(現行1200語)
- ② 文法項目の追加:仮定法・現在完了進行形(高校から中学へ)
- ③ 「目的・場面・状況」をふまえた英語力の育成
- ④ 発信力の育成
くどいようですが、「生きる力」=「英語運用能力」を身につけることが最終目標です。
では、どうやって小中高の英語教育において「生きる力」を育み、身につけていくのでしょうか?
- ・「読むこと」
- ・「聞くこと」
- ・「話すこと(やりとり・発表)」
- ・「書くこと」
つまり、方針は以下の通りです。
4技能5領域を段階的・総合的に育む。
ここが新課程【英語】の全体像といってもよいポイントです。
小学校では「今年度」から、中学校では「来年度」から、高校では「再来年度」からこの新課程が本格実施になります。
特に、現在中学2年生であるお子さまは【大学新課程入試】1年目の学年にあたりますので、今のうちから新課程での大学入試に向けて対策を考える必要があります!