こんにちは。寺小屋グループの長谷部です。
突然ですが、今週から4週連続で「小学生英語の役立つお話」シリーズをお送りします!
更新は毎週木曜日を予定しています。
小学生のお子さまをお持ちのみなさん、英語に興味をお持ちのみなさん、ぜひ読んでみてくださいね!
さて英語の勉強と聞いて、私たち大人世代がまず思い浮かべるのは・・・
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・単語の暗記
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・基本文の暗記
もう暗記!暗記!暗記!ではないでしょうか??
苦しかったですよね…(涙)
私の世代は発音記号も覚えさせられましたし…。
こんな勉強をしていたので、確実に英語は敵以外の何者でもなかったような記憶しかありません。
でもでも? そんなに苦労したのに、もうぜんぜん話せないんですっ!!!!
これからは「使える英語力」が必要だ!っていうのに…。
こんな時代が日本の英語教育バージョン1.0。
中学校から英語を始めていた時代なんです。
そして、2011年に小学校で5・6年生を対象に英語「活動」がスタートします。
記念すべき早期教育の第1歩です!!
日本の英語教育バージョン2.0に突入です。
しかし・・・ここにも大きな問題が。
中学校で文字指導がスタートした瞬間に「英語嫌い」になるお子さまたちが…。
そんな教育を変えるべく、まさに今、小学校の英語が変化しているのをご存知でしょうか??
今年度から小学校では、3・4年生で年間35時間、5・6年生で年間70時間の英語指導を行うようになっているんです。
しかも!
3・4年生は「活動」と位置づけて、英語を「話すこと」・「聞くこと」にチャレンジします。遊んでいるようですが、自然に「音」から入る英語のリズムはその後の英語学習において大きなメリットになります。何せ自然に口ずさむ感じで英語を覚えてしまうんですから!
5・6年生になると「教科」となって、英語を「読むこと」・「書くこと」にもチャレンジします。つまり4技能指導になるわけです。
「え、じゃあ5年生から単語書けるようにさせないと!」って思いませんでした??
ご安心ください。
今回の指導要領では「書き写すことができる」でとどめています。
「それでいいの?書けなくていいの??」って思うかもしれませんが、それでいいんです!
一番恐れられていることは、「英語嫌い」をつくってしまうことなんです。
「英語嫌い」になったら、勉強しなくなりますもんね。これが英語を学ぶ上でいちばん大切なポイントです。
こんな感じで今、日本の英語教育はバージョン3.0時代に入っています。
いやあ、本当に楽しみです!!
「使える英語力」を身につけられるって本当にうらやましいですね。
次週は「小学生の英語評価ってどんな感じ??」をお送りします。
興味のある方は読んでくださいね。
寺小屋グループよりお知らせです。
3月20日(土)に寺小屋グループ今治中央教場にて「小学生英語保護者説明会」を実施いたします。
今年度から全面実施された新指導要領。その中でも目玉の英語教育(外国語活動)の説明会です。何がどう変わるのか、今後の対策はどのように行っていくのか…。
保護者の方に知ってほしい内容盛りだくさんの説明会です。ぜひ、ご参加ください。