10/17(土)寺小屋グループ今治教場にて、今治地区の「愛媛の高校入試説明会」が行われました。
「愛媛の高校入試説明会」は、県内各地で開催されますが、新居浜地区・四国中央地区に続いて今回は3回目です。10月13日(火)には、来春の県立高校の募集定員も発表されました。本格的な受験シーズンを迎えるこの時期に、「これからどうすれば第一志望校に合格できるのか」を中3生の保護者の方にお伝えさせていただきました。当日のようすをご覧ください。
本日の会場、今治教場です。今治教場は、JR今治駅すぐのところにあり、(写真奧に写っている屋根は今治駅ホームの屋根です)普段は、主に今治西高・今治北高の生徒さんが通っている高校生部門の教場です。寺小屋の小中学部の教場を巣立って、今治教場で大学受験に向けてがんばっている先輩たちがたくさんいます。
準備した席がほぼ埋まり、会が始まりました。
今治地区の県立入試の特性とその変化について、地元出身の担当が解説し、過年度の模試データを用いながら、これからの得点の伸び(可能性)を踏まえて受験校を決定してもらいたいということをお伝えしました。
また、お子さまとの接し方において
「誉める」
「励ます」
「大きく構える」
ことが大切だとお伝えしました。
次に、すでに開講している「高校入試対策ファイナル講座」のご説明を行いました。
理科の出題傾向の変化などもあり、
「まんべんなく、抜け・モレのない」学習が不可欠になっています。また、難易度の高い文章記述式問題の対策について、類題に多く触れることで経験値を上げていく必要があります。
いずれも寺小屋の高校入試対策ファイナル講座の学習で十分対応できます。
続いて、今治市内の各教場担当より,お子さま方の現状や、担当としての思い・メッセージをお伝えしました。
- 入試はマラソンに似ている、目標設定と入念な準備が必要。
- 「自分なりにはがんばった」といっても、どんな分野にも上には上がいる、常に向上心を持って。
- 「あきらめないこと」が大事。粘り強くしつこく取り組むことで、一つ一つ壁を担当も一緒に乗り越えて、全員合格を目指します。
- お子さまの努力や小さな成果に関心をもって承認してあげてほしい。
- 親も焦ってしまったり、不安になる場面があるが、愛情をもってお子さまと接してほしい。
最後に、高校進学後の学習について、各種情報提供を行いました。
大学・短大などへの進学が大前提になっている以上、
高校1年生の段階から「先」を見据えた取り組み=スタートが肝心だとお伝えしました。
また、今治西高と今治北高の現状、特に大学合格実績や進路指導の特徴についてご説明しました。さらに、これから取り組んでほしいこととして、
1.英・数・国の学習に力を入れる
2.文字を速く丁寧に書くよう意識する
3.自分の将来や進路のことについて考える時間をとる
この3つをお伝えしました。
高校受験の結果そのものが人生に与える影響は、あまり大きなものではないかもしれません。しかし、受験に至るまでの過程で経験したことや身につけたことは、きっと大きな財産となるはずです。
また、高校受験を「ゴール」ではなく別のもの、例えば
「通過点」「折り返し地点」「新たなスタート地点」
…ととらえることで、その先の可能性を大きく広げることができます。
小・中・高12年一貫教育の寺小屋グループは、これからも保護者の皆さまとともに、お子さまの可能性を育んでまいります。