9/20(土)中央コア教場にて、東大・京大をはじめとした最難関大学を志望するみなさんにお越しいただき、「東大・京大進学説明会」を実施しました。
寺小屋グループでは東大をはじめとした最難関国立大学を目指す受験生のために、特別プロジェクト「東大合格プロジェクト」を開講しています。このプロジェクトは今年で5年目を迎え、これまで東大・京大の合格者を輩出してきました。担当15名が経験と知識を余すところなく提供し、みなさんの志望校を母校にすべく、全力を尽くします!
今回は、東京大学の歴史を振り返りながら、大学の果たす役割、東大・京大に進学する意味について一緒に考えました。また、寺小屋グループの卒塾生でもあり、京都大学の現役大学院生である先輩にもお越しいただきました。実際の大学生活について、生きた話を聞くことができ、参加したみなさんからは、大学生活の意外な一面や、学びの意味について考える良いきっかけとなったようです。
担当の松本貴先生(右)より。
・東京大学の歴史を学べば、東京大学の存在意義が分かる。そうすれば東京大学に進学することの意味も見えてくる。
・東京大学の入試には、東大が受験生に求めている力がはっきりと見て取れる。それは論理力とコミュニケーション力だ。
・合格のためには、多少の弱点には目をつぶり、得意科目でカバーするという戦略も大事です。
京都大学大学院生 大屋智和さんからのお話です。「東京大学と京都大学にはみなさんが思う以上にさまざまな違いがあります。進振り(東大生は、2年夏学期までの成績で、3年から10学部に振り分けられます)がある東大生は,1・2年時からとにかく勉強します。逆に京大生の1・2年時は「自由」です。3年から専門の研究に没頭していくイメージです。」
大屋さんは、工学部で最先端の化学に取り組む一方で、専門内容の楽しさを伝えるために教育関係を志しています。高校時代は自分の将来の志望を明言し、周囲のみんなを巻き込んでともに勉強する、といったまさにリーダー的存在でした。
大学での学びについて、その楽しさと厳しさをお話いただきました。また、実際に記入してもらったアンケートを用い、東大生・京大生の生きたメッセージをたくさん届けてくれました。受講者のみなさんは真剣に耳を傾けていました。
参加いただいたみなさんからは、次のようなコメントが寄せられています。
・勉強は高校と違いすぎて大変そうだが、魅力的な面もあり、より楽しみになった。
・大学では知識そのものではなく、それから推理していく論理力が大切であるということを強く感じた。
それぞれにとって、有意義な90分間だったようです。
進学説明会のあと、引き続いて土曜スペシャルセミナーを受講していただきました。この講座は、難関大志望者を対象にした無料の特別公開授業です。