河合塾マナビス 特別講演会センター試験数学攻略法

今年のセンター試験が終わって2ヵ月足らずの3月6日(日)に、高校2年生向けまでのイベントが一斉に行われました。この日は、他にも寺小屋グループのイベントが行われ、この河合塾マナビス特別講演会は、その最後を飾るイベントです。その模様をお伝えします。

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会場の松山市コミュニティセンターの入口でマナビス公式キャラクターの「マナベアー」がお出迎えです。特別講演会「センター試験数学攻略法」では、河合塾マナビス人気講師の森本啓夫先生に、今年のセンター試験に出題された数学の問題を中心とした高2生向けの授業を行っていただきました。

森本先生は、前日から愛媛にお越しになり、到着当日は今治と新居浜で授業をされ、翌日は宇和島へ移動して授業、ここに紹介する特別講演会が愛媛県内4回の授業のファイナルとなりました。

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こちらが、それぞれ机に置いていた資料と「マナベアー」イラスト入りのグッズです。資料には「開始の合図があるまで開かないでください。」とあります。どんな授業になるのか楽しみです。

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司会より森本先生についての紹介のあと、森本先生は颯爽と駆け足で入場してきました。「こんにちはー!」と大きな声で会場の高校生にあいさつしたかと思うと「高校1年生の人は手を挙げてみて!」と呼びかけ、3分の1くらいの挙手をみて「(高2向けの授業なのに)熱心だねー!!」と感心していました。会場が沸く中、「じゃ、早速テキストを開けて、解いてみてください。」といつのまにか授業に引き込まれていました。

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今年出題されたばかりのセンター入試問題を、具体的手法で解説、その解説もユーモアを交えて行われ、会場の高校生は森本先生のスピードに一生懸命ついていっていました。先生の口からときどき出てくる広島弁に、近隣である愛媛県人は親しみをもったはずです。

森本先生からのポイントとして「問題を解いた」「マナビスの映像授業を受講した」そのあとが大事だと解説されました。

問題そのものを覚えるのではなく、どこがわかっていて、どこがわからないのかを記録し、問題の解法を思い出すための準備をしておくことが大切。そのために、ランク・ポイント・日付を解いた問題に記録しておくこと。例えば、

解いた問題にランクをつけ、記入しておく。

ランクAはすぐ思い出せる問題。ランクBは1回解けば、すぐ思いだす問題…という自分なりのランクをつける。
それが思い出すための準備となる。まず、問題の分別を行っておくこと。

さらに、解いた問題に解法の「ポイント」を記入しておく。

解法のポイントは後で見てもわかるように、具体的に「○○が重要、○○が気をつけるところ」など、わかりやすく記載する。

記入した(問題を解いた)日付も記入する。
と、問題の解説プラス勉強の進め方、やり方も交え、より実践的な情報を教えてくださいました。面倒でも、この記録(ランク・ポイント・日付)を「未来の自分を助けるための記録」と思って、ていねいにつけていくことが大事、ともおっしゃっていました。

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講演会後半では、ご自身の浪人中のエピソードも披露、その内容に会場から多くの笑いがおこっていました。そのエピソードにも役に立つ話が満載で、問題の解説以外にも熱心にメモをとる高校生が多くいました。その後、河合塾独自の分析によるセンター試験の傾向と各分野の過年度比較を示し、高2生向けに
「春休みは、やるならまず1分野を徹底的にやること」
そして、
「ただ問題を解く、解き散らかすのではなく、ランクとポイントを記入すること」
と最後にもう一度お話され、予定時間を若干オーバーするほど熱のこもった授業が締めくくられました。


現高2生にとって、センター試験まではもう1年を切っています。そんな中、今回の森本先生の授業は、解法の取得プラス受験学年へのスイッチが入るきっかけとなったことでしょう。先生の授業を聞いて「復習の重要性はもちろんのこと、その方法(スキル)により差がつくこと」を痛感したに違いありません。
寺小屋グループでは、今後も教育・学習に関するイベントを開催していく予定です。ぜひ、ご参加ください。


3/6に行われた他のイベントについてはこちらから
新小1・2生対象 スーパーキッズコース春のチャレンジテスト
新小1生~新中3生保護者の方対象 特別教育講演会

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