「受験のココロエ」２回目は、受験勉強をすすめていくにあたっての日々の生活面についてお伝えします。
受験本番までの間、毎日の生活で習慣づけたり工夫したりすることで、本番当日にベスト・コンディションで臨むことができます。これはとても大切なことです。
第２回目 生活面
(１)３点固定法のすすめ
毎日、決まった時刻に起きて決まった時間に寝る、決まった時刻に学習を始める。これを｢３点固定法｣といいます。３点固定法で生活のリズムを一定にすることで、集中力を高めていくことができます。また、勉強をする時間もできるだけ一定にするのが望ましいです。たとえば一週間で合計７時間まとめて勉強するのと、毎日１時間勉強するのとでは、後者の法が記憶の定着度においては圧倒的に勝っていることがよく知られています。定期テストの前日に一夜漬けで覚えた英単語は、一日で頭の中から消えてしまうものなのです。短期集中型とコツコツ型を比べると、受験勉強はコツコツ型ですることを断然おすすめします。
(２)メリハリをつけよう
長い間机の前にじっと座っていると、眠くなったり、頭がボーッとしてきたりした経験は誰しもあるものです。集中して勉強した後はしっかり休んで気分転換し、メリハリをつけましょう。体操や散歩など軽い運動で身体を使うことも、集中力を高めるのに効果的です。
(３)体調管理なくして合格なし
受験が近づいてくると、睡眠時間を削ってでも学習時間を確保したくなるものです。しかい、ついつい無理をして体調を崩してしまえば逆に学習時間を失う結果となります。睡眠時間をしっかり確保しましょう。また、外出するときはマスクをするなど風邪を引かないよう気を配るようにしましょう。
規則正しい生活で集中力を高め、万全の体調で受験に臨んでください。
・・・・・・第３回目へつづく・・・・・・・・
